裁判を非公開にしたかった理由
【2回目の裁判が終わりました】
みなさま、日頃はご支援ありがとうございます。本日、2回目の裁判が「非公開」で行われました。今朝、検察側より要請のあった「ビデオリンクの女児の映像を被告人に見せないようにしたい」という要請がすんなり通り、私は1時間半の間、映像を見ることすらできませんでした。法廷には10人ほどの人がいて、私以外の人は映像が見られるのです。当事者を置いてきぼりにした不公平極まりない裁判でした。
それはさておき、尋問の様子をお伝えします。私は映像が見られないので、終始、検事の表情を観察しておりました。始めのうちは笑顔で、「緊張していないかな?」「大丈夫かな?」と女児に話しかけます。練習通りの尋問が繰り広げられます。しかし、途中から検事の表情が曇ってきます。女児が想定外の答え方をしたのでしょう。
検事による尋問後、弁護士から尋問します。
弁「〇〇ちゃん(女児)は、そうじの時、先生の机の右、引き出しのところに来ましたか?」
女児「はい来ました。」
弁「その時、〇〇ちゃんは何をしたのかな?」
女児「ごみをたくさん取ったちりとりを先生に見せました。その後、先生に褒められました。」
女児の口から、この事実が出てきたのです。その後、どんどんボロが出てきます。「乳首」という言葉を1年生にして聞き慣れていたこと。胸を触られた時、女児は私の左でしゃがんで下を向いていた。先生は背筋を伸ばして座っていた。これで、私が右手で服の中に手を入れて胸を触ったといいます。
今回の裁判を非公開にしたかった理由が分かってきました。
次回の公判は7月7日(金)10:00~(午前中いっぱいかかるようです。)女児の母親の尋問です。ぜひ、傍聴をよろしくお願いします。
冤罪が出来上がる仕組み
「私の姿を喜邑先生に見られたくない」
当日の朝になって、検事を通して要請してきました。
本日、5月25日(木)15:30~名古屋地裁にて第2回目の裁判があるのですが、非公開になり、別室からのビデオリンク方式が採用され、すべてが検察側の要望通りになっています。
さらに、今朝、検事を通して「私の姿を喜邑先生に見られたくない」要するに、ビデオリンクの映像モニターを被告人である私に見せないようにしてほしいという要請をしてきました。その結果は、15:30~の裁判のその場で決定がなされるそうです。
自信をもって告訴したのなら、自信をもって裁判で闘うべきだと思います。姿を見られて、私からいろいろな矛盾点を指摘されるのがマズいと考えているのでしょうか。様々な理由から、姿を見られること自体がマズいのでしょう。
密室の非公開裁判で、思い出します。不当逮捕され、その後勾留裁判というものがあるのですが、裁判官から出された書類に目を通していたところ、裁判官から「早く受け取りの名前と住所を書きなさい!」「受け取らないのなら、郵便で送るぞ!」と声を荒げられました。このような威圧的で一方的な裁判を行うために非公開にするのではないでしょうか。
こうして冤罪がつくられていくんです。
本日15時から、名古屋地裁前で、横断幕を掲げて無実を訴えます。裁判後、16:30~桜華会館 南館3階「桜花の間」にて、弁護士も同席し、この非公開裁判について、詳しく説明をさせていただきます。どうかご参加お願いします。
署名
先日の街宣活動で集まったものも含め、おかげさまで多くの署名が集まりました。ありがとうございます。今日は裁判所に届けに来ました。
余命
魔界とぼくらの愛戦争
不当に逮捕される9日前(H28年11月12日)に勤務校で行われた学芸会の様子です。私の尊敬する中山真理先生の作品「魔界とぼくらの愛戦争」という環境問題をテーマにした音楽劇です。
この頃は、子どもたちと劇の練習をしたり、歌の練習をしたりする毎日でした。3年生の子どもたちや先生たちと一緒に、心を合わせて一つのものを作り上げていくことは、教師として本当に楽しいものです。自分の力を最大限に発揮して、それが子どもたちの成長に結びつくので、こんなに楽しいことはありません。当日、子どもたちは自信をもって演じました。
劇が終わったあとの子どもたちの達成感あふれる表情を見ていると、教師になって本当に良かったな。と思いました。
不幸中の幸いでしょうか。この不当逮捕が学芸会が終わった後でしたので。最後に子どもたちと思い出作りができました。
冤罪が出来上がる仕組み
刑事や検察は、事件が起こったとされる当時の学級の児童や保護者たちに、当然聞き取り等の捜査をしているハズです。また、西枇杷島警察署で当時の現場再現をして、写真撮影をして調書を作成しました。
しかし、検察側は、それらの記録を裁判に証拠として提出していません。なぜ提出しないのでしょうか。検察側は、被告人を無罪にするために有利な証拠は一切隠蔽します。さらには、現場再現の写真を並べ替えて間引きするなど、証拠をねつ造する始末。
自信をもって告訴し、自信をもって逮捕したのなら、すべての証拠を提出し、真っ向から闘うべきであると思います。都合が悪いと非公開裁判にするなど、こうした明らかな不公平な裁判が行われ、冤罪が作られるのです。
警察、検察、裁判官は事件を解決させることよりも、メンツを保つために、一方的に被告人を有罪にすることだけに走るのです。正義はどこにあるのでしょうか。これは独裁国家のやり方です。
女児の左乳首を弄び…
半年前に不当に逮捕されたわけですが、逮捕される時には逮捕状を見せ付けられます。そこには「女児の左乳首を弄び…」と書いてありました。
その後、26日間勾留され、その間、何度も刑事や検事(ともに女性)による取り調べがあるのですが、私は何度もしつこく質問しました。
私「乳首を弄ぶとは、どういう意味ですか?」
刑・検「・・・。」
私「1年生女児の無い胸を、どのようにして弄ぶのですか?」
刑・検「・・・。」
私「掃除中(当然勤務中である)、教室で20人以上の児童がいる前で、女児は首元がしまっている衣服を何枚も重ね着していて、その状況で、私が女児の着衣の中に手を入れて、乳首を弄ぶというのは、どう考えてもおかしくないですか?」
刑・検「それは、おかしいですねぇ・・・。」
自分で作った逮捕状について説明できず、ついには「それはおかしい」と発言する始末…。その後、起訴状には「弄び」というワードが削除されていました。いい加減というか、やってもいないことなので、証拠もないんです。当然「弄んだ」証拠なんでないんです。
何故に人生を賭けてまで、小学1年生の「無い胸」を触らなければならないのでしょうか。ホント勘弁してほしいです…