3回目公判の女児の母親の証言より
【3回目公判の女児の母親の証言より】
平成28年1月22日(金)の夜、車の中で娘から告げられ、母親はひどく動揺したという。しかし、ひどく動揺したわりには車の運転を続けている。娘に詳細を聞いていない。動揺したのであれば、まず車を止め、娘に状況を詳しく聞くべきではないか。
その後、予約していた美容院に行き、髪を切った娘の笑顔をママ友にLINEで送っている。本当に動揺していたのだろうか。また、旦那に相談する前にママ友とLINEで相談している。
1月25日(月)9時頃、母親は校長室に訴えに来て、第一声が「喜邑先生を担任から外してください!」である。しかし、娘を普通に学校に登校させている。担任に嫌なことをされ、担任を外してほしいと訴えているのに、喜邑のもとに普通に登校させている。言っていることとやっていることが矛盾している。
母親は検事の質問には、練習した成果もあって、上手に答えるが、弁護人質問では、「えっ? 何だったっけ・・・」「わかりません」「記憶にありません」の連発。ついには裁判官に「あなたは告訴状を提出した記憶はありますか?」と質問される。これまでの母親の答え方を聞いた裁判官は、さすがに“自分の意思で告訴状を提出したのか”を疑問に思ったのでしょう。そして、母親は「えっ、告訴状? 告訴状って何ですか?」と耳を疑う発言をしたのであった。