冤罪が出来上がる仕組み
「乳首を弄んだ」「キスをした」と告訴され、8カ月捜査をしても証拠が出ず、自白を求めて逮捕(自白は証拠の王様といわれる)。勾留満期になり「乳首を弄んだ」件は起訴できる証拠がないため処分保留の釈放(不起訴にしなかったのは、後の「キスをした」件で自白した場合に追起訴できるようにするため)。
直後に「キスをした」件で再逮捕。さらに勾留期間は続く。長く勾留して自白を引き出そうとするためである。しかし、証拠もなく、逮捕後26日たって釈放された。
釈放され1か月が過ぎて検察は「乳首を弄んだ」件を起訴、「キスをした」件を不起訴と判断した。わざわざ逮捕までしておいて、2件とも不起訴では警察や検察のメンツが丸潰れ。そのため証拠をねつ造・隠蔽してまで「乳首を弄んだ」件を起訴にまで持ち込んだ。無理に起訴したがために、起訴後に小島麻友子検事は女児の転校先の小学校の担任に聞き取りに行き、必死で証拠を集めた(女児の母親は3月に被害届を出し、4月に別の小学校に転校している)。
もし私が本当に「乳首を弄んだ」「キスをした」のであれば、目撃証言も多数出てきて、すぐに証拠も集まり、逮捕まで8カ月もかからないでしょう。それに勾留満期で「乳首を弄んだ」件も、決定的な証拠があれば自白の有無を問わずとも処分保留ではなく「起訴」されるはずです。さらには再犯の恐れがあることから、裁判官は釈放を認めません。そして、釈放後、1カ月以上もかかって証拠をねつ造し、起訴まで持ち込んだのです。
そんなこんなで、裁判が始まり、普通に裁判をしていては被告人を有罪にもっていけないため、検察は裁判を非公開にしたり、ビデオリンク方式にしたりするなど、違憲、違法を冒し、裁判当日の朝まであの手この手を使ってくるのです。
日本の警察や検察は、事件の真相を明らかにすることよりも、証拠をねつ造・隠蔽してまでも自分のメンツを保つことを最優先するのです。
今やブラックといわれるまでの教員多忙の時代。授業や生徒指導、部活動指導以外にも教員には多くのことが要求されています。教員の数や給料は増えないのに仕事量は増えています。1カ月の残業時間が80時間超えなど当たり前の教員の世界です。その上、一生懸命子どもたちのために頑張っていても、いざ事が起きれば管理職は守ってくれません。私は正当な教育活動をしていただけです。人生を賭けてまで、なぜ小学1年生の女児の着衣に手を入れ、「無い胸」を弄ばなければならないのでしょう。なぜ起訴され、様々なものを失わなくてはならないのでしょう。
そんな私の人生を狂わせた女児の母親は法廷に出て来ようとしません。私を支援してくださっている多くの方々が傍聴に訪れるため、怖いのだそうです。怖いのなら、なぜ告訴したのでしょうか。そんな告訴は、強制わいせつ罪よりもはるかに重い罪ですよ。