冤罪で逮捕された喜邑拓也(きむらたくや)さんは無罪です!!

【連絡先 n_kimutaku@yahoo.co.jp】 喜邑拓也(以下、喜邑)さんは、去る平成28年11月21日、中村区の自宅において強制わいせつの疑いで逮捕され、西枇杷島署に勾留されました。その後、平成29年1月23日、検察庁は不当にも喜邑さんを在宅のまま起訴しました。喜邑さんは一貫して無実を訴えているにもかかわらず、一審では不当にも有罪判決を下されました。喜邑さんは強制わいせつなどしていません。控訴をして闘い続けます。

3回目公判の女児の母親の証言より

【3回目公判の女児の母親の証言より】

 平成28年1月22日(金)の夜、車の中で娘から告げられ、母親はひどく動揺したという。しかし、ひどく動揺したわりには車の運転を続けている。娘に詳細を聞いていない。動揺したのであれば、まず車を止め、娘に状況を詳しく聞くべきではないか。
 その後、予約していた美容院に行き、髪を切った娘の笑顔をママ友にLINEで送っている。本当に動揺していたのだろうか。また、旦那に相談する前にママ友とLINEで相談している。

 1月25日(月)9時頃、母親は校長室に訴えに来て、第一声が「喜邑先生を担任から外してください!」である。しかし、娘を普通に学校に登校させている。担任に嫌なことをされ、担任を外してほしいと訴えているのに、喜邑のもとに普通に登校させている。言っていることとやっていることが矛盾している。

 母親は検事の質問には、練習した成果もあって、上手に答えるが、弁護人質問では、「えっ? 何だったっけ・・・」「わかりません」「記憶にありません」の連発。ついには裁判官に「あなたは告訴状を提出した記憶はありますか?」と質問される。これまでの母親の答え方を聞いた裁判官は、さすがに“自分の意思で告訴状を提出したのか”を疑問に思ったのでしょう。そして、母親は「えっ、告訴状? 告訴状って何ですか?」と耳を疑う発言をしたのであった。

自白をさせる為に逮捕・勾留

・「やっていない」と一貫して否認している。

・被害届が出されて8カ月たっても証拠が無く、自白をさせる為に逮捕・勾留。

・勾留中に裁判官が釈放を認める。

・掃除中の教室には20人以上の児童がいた。

・女児がしゃがんで下を向いてちりとりでゴミを取っている時に、喜邑が背中をピンと伸ばした状態で、1年生の“無い乳首”を弄んだという(女児の証言)。

・真冬で上は3枚着ていて、首元はしまっている。

・①女児の調書、②母親の調書、③女児の裁判での証言、④母親の裁判での証言、この①~④の相違が多い。

・裁判で、母親の「覚えていません」「記憶にありません」の連発や「告訴状って何ですか?」という非常に軽いノリ。

それでも検事は私を有罪にもっていくのでしょうか。

次回の公判は岡春彦校長の証人尋問ですが、校長が被害者(とされる)側で証人に出てくるのも残念な話です。こういう問題が起きると、管理職や教育委員会は教師の味方をしないどころか、すぐに保護者側に回ってしまうというということがお分かりいただけるかと思います。

告訴状って何ですか?

【告訴状って何ですか?】

 7月7日の第3回公判の、裁判官とのやりとりで・・・
裁判官「最後に私の方から1つだけ質問します。あなたは告訴状を提出した記憶はありますか。」
女児の母親「えっ? 告訴状って何ですか?」
(検事が告訴状を書画カメラで見せる)
女児の母親「あっ、これは私の署名です。」

 私はこの母親の発言に大変驚きました。告訴状の本文は自分で書いたものではない、署名・捺印だけは自分でした、ということでしょうか。だれが告訴状を書いたのでしょうか。誰かに言われて告訴状を出したのでしょうか。女児の母親は校長と一緒に警察に行っているので、やはり校長に促されて告訴状を提出したのでしょうか。

9月12日の公判も902号法廷

【9月12日の公判も902号法廷】

 9月12日の第4回公判(岡春彦校長の証人尋問)が902号法廷で行われることが決まりました。  
初公判、第3回公判(第2回裁判は非公開)では、定員よりもはるかに多く、あふれるほどの傍聴希望者が集まったので、世間一般からすれば、次回はより多く傍聴者が入れる法廷(大法廷など)で開廷しようと考えるのが普通だと思いますが、次回の公判も902号法廷、傍聴者の定員は変わりません。これは、どうしても検察側の圧力に思えてなりません。
 先回の公判では「特別席」が5席用意してあり、被害者(とされる)側の人が座っていました。次回も同じ部屋なので、特別席の設置、傍聴券の配布が予想されます。

 次回の裁判は9月12日(火)13:30~14:10、岡春彦校長の証人尋問です。校長をビデオリンクにすること、非公開裁判にすることは考えられませんが、これまでのことを考えると、検察側がこちらに何らかの圧力をかけてくる可能性は大いに考えられます。

問い合わせ先 名古屋地裁 刑事2部 052-203-8940

 

f:id:kimuratakuya-enzai:20170721165534j:plain

突然の法廷の変更、傍聴券の配布

【突然の法廷の変更、傍聴券の配布】

 先日の公判では、突然法廷が変更され、傍聴券が配布されることになりました。こちら側に何も連絡はありませんでした。
 先の公判で、定員よりもはるかに多く、あふれるほどの傍聴希望者が集まったので、世間一般からすれば、次回はより多く傍聴者が入れる法廷で開催しようと考えるのが普通だと思います。しかし、直前に、前回よりも規模の小さい法廷に変更してきたのです。
 法廷には「特別席」が5席用意してありました。最前列の左側、検事たちのちょうど前です。被害者(とされる)側の人たちが座る席が、あらかじめ5席用意してあったのです。被害者(とされる)側は来賓なのでしょうか。暑い中、早くから傍聴を希望して並んでくださいました。配布時刻の9:30よりもだいぶ早い時間に定員に達しました。せっかく来てくださったのに、多くの方が傍聴できずに外で待っていてくださいました。しかし、特別席に座る被害者(とされる)側の人たちは、並ばずに、開廷時刻の10時に来て、席に座っているのです。この特別席を用意するために傍聴券を配布することになったのでしょう。
 この2つの突然の変更について、何も説明がなかったのです。これは明らかに検察側の作戦で、それを裁判所が採用してしまっているのです。

 私はやってもいないことで人生をメチャクチャにされています。いつも言っていますが、告訴したのなら、正々堂々と、真正面から闘ってほしいと強く思います。検察側や裁判所は、被告人を有罪にするために、有罪率の99.9%という成績を出すために、あの手この手と卑怯な手を使ってくるのです。ここまでやられると、日本の司法に強く不信感を抱くのは当然です。

 次回の裁判は9月12日(火)13:30~14:10、岡春彦校長の尋問です。校長はさすがに非公開やビデオリンクにすることは考えられませんが、今回のように検察側や裁判所が突飛な行動をとってくる可能性が大いに考えられます。

 裁判所に対して、特別なことは望みません。普通の当たり前の裁判を行ってほしいのです。憲法で定められている「公平・公正な裁判」をしてほしいのです。

告訴状って何ですか?

【告訴状って何ですか?】

 第3回公判での母親の口から出た言葉です。私はこの言葉に唖然とし、耳を疑いました。告訴状とは、被疑者を厳重に処罰を求めるために提出する文書で、人一人の人生を大きく狂わせることができるもの。紙1枚であっても、当然ながらそれはそれは大変重い文書なのです。
 自筆でサインをし、押印した文書なのに、その大変重い文書の名前を母親は記憶にないのです。なんでしょう、警察が深く説明せずに、「名前書いて印鑑押しておいて」と軽く告訴状を書かせたのでしょうか。これはこれで大問題です。警察が、「告訴状を提出することによって、人一人の人生を大きく狂わせることになります。」などときちんと説明したのでしょうか。車や不動産契約でも時間をかけて丁寧に説明します。ケータイの契約でもきちんと説明します。
 娘の言うことを鵜呑みにして、きちんと確認もせず、「喜邑がやった」と確信して校長室で怒鳴り込み、第一声に「担任を外してくれ」。そして、やってもいないことを「やった」として告訴状を出す。それによって私の人生がメチャクチャになってしまったことを、分かっていないのでしょう。その上、公判での「えーっと」「どうだったっけ」「覚えていません」「記憶にありません」を連発していたことから、この事件に関してとても軽く考えていることがよく分かります。

第3回公判が終わりました

【第3回公判が終わりました】

 今日は第3回公判でした。急遽傍聴券を配布されることになり、皆様にはご迷惑をおかけしました。早くから並んでいただき、傍聴券配布時刻よりずいぶん前に定員に達しました。せっかく来ていただいたのに、傍聴できずに外で待っていただいた方、申し訳ございませんでした。
 法廷には特別席が5席用意されていて、被害者(とされる)側の人たちが座っていました。急遽傍聴券を配布することになり、こちらに何も知らされないということは、これが理由だったのだと考えられます。みなさん暑い中、早くから並んでいただきました。被害者(とされる)側であっても、公平に並んでいただきたいものです。

f:id:kimuratakuya-enzai:20170708155614j:plain


 会場も904号法廷と聞かされていたのですが、急遽902号法廷(定員が15人ほど少ない)に変更されました。傍聴券のこと、会場変更のこと、こちらに何も連絡がなく直前に変更することは、大いに検察側の作戦だと考えられます。多くの方が裁判所に対して不信感を抱いていました。

 裁判は公開で行われました。しかし、女児の母親はビデオリンク方式により、傍聴者は映像を見ることができず、声だけを聞く裁判となりました。

 前半は大野智己検事からの質問です。わかったことは、
・女児の母親は、娘が言ったことを鵜呑みにして、すぐに確信している。
・近くに友達はいなかったのかなど、娘に確認をしていない(動揺していて確認をしなかった)。
・LINEでママ友と相談をして、更に確信する。ママ友に促され、学校に訴えに来る。
・学校に行き、真っ先に「すぐに担任をはずせ」と発言。娘に確認もせず、鵜呑みにしてすぐに確信してしまった表れである。
・校長はとても親身に聞いてくれて嬉しかったそう。よほど校長は母親を喜ばせる対応をしたのでしょう。
・1月26日から喜邑は毎日のように校長に電話をして「やっていない、認めていない」といってきたが聞く耳を持たず。半月以上ほったらかしにして、2月16日にやっと女児の母親を呼んで説明した。しかし、「喜邑が否定してきいる」と校長は説明した。もっとも、喜邑は最初から「やった」とは言っておらず、認めていない。母親は、喜邑が処分されるものだと思っていた。「これは許せない」と告訴した。
・罪を確定させるために、事実ではない、ありもしないことを出してきた。

後半は弁護人からの質問です。
・「覚えていません。」「記憶にありません。」の連発。
・娘の言っていることと母親といっていることの相違が数多く、とても曖昧。
・「娘が先生のうしろでしゃがんで掃除をしていて、先生がクルっと回って胸をさわってきた。」と言った。しかし、少し経って再び聞いたら、「ちりとりにゴミを取って、立って先生に見せたら褒められて、その後に触られた。」と言った。こんな短時間のうちに証言が変わる。非常にあいまいである。
・金曜日に先生に胸を触られて、キスをされて、すごく嫌だった。という状況なのに、月曜日はふつうに学校に行かせているし、女児も学校ではふつうに過ごしていた。先生から本当に嫌なことをされていたら、月曜日に子どもをふつうに学校に行かせるかどうか。母親がついて登校するなどの措置をとると思うのですが。

最後に安福幸江裁判官から
「あなたは告訴状を提出した記憶はありますか?」
母親「告訴状ってなんですか?」
私は唖然としました。母親はこの状況をわかっているのでしょうか。ありもしないことを訴えたことで、人の人生がメチャクチャにされていることを。

次回の裁判は
9月12日(火)午後1:30~2:10
校長の証人尋問です。
さすがに校長は非公開やビデオリンクにすることは考えられませんが、考えられないことを突然してくるのが検事です。

どうかみなさま、次回も傍聴をお願いします。

人生がかかっています。裁判官には正々堂々と公正な裁判を望みます。

みなさま、本日はありがとうございました。