告訴状って何ですか?
【告訴状って何ですか?】
第3回公判での母親の口から出た言葉です。私はこの言葉に唖然とし、耳を疑いました。告訴状とは、被疑者を厳重に処罰を求めるために提出する文書で、人一人の人生を大きく狂わせることができるもの。紙1枚であっても、当然ながらそれはそれは大変重い文書なのです。
自筆でサインをし、押印した文書なのに、その大変重い文書の名前を母親は記憶にないのです。なんでしょう、警察が深く説明せずに、「名前書いて印鑑押しておいて」と軽く告訴状を書かせたのでしょうか。これはこれで大問題です。警察が、「告訴状を提出することによって、人一人の人生を大きく狂わせることになります。」などときちんと説明したのでしょうか。車や不動産契約でも時間をかけて丁寧に説明します。ケータイの契約でもきちんと説明します。
娘の言うことを鵜呑みにして、きちんと確認もせず、「喜邑がやった」と確信して校長室で怒鳴り込み、第一声に「担任を外してくれ」。そして、やってもいないことを「やった」として告訴状を出す。それによって私の人生がメチャクチャになってしまったことを、分かっていないのでしょう。その上、公判での「えーっと」「どうだったっけ」「覚えていません」「記憶にありません」を連発していたことから、この事件に関してとても軽く考えていることがよく分かります。
第3回公判が終わりました
【第3回公判が終わりました】
今日は第3回公判でした。急遽傍聴券を配布されることになり、皆様にはご迷惑をおかけしました。早くから並んでいただき、傍聴券配布時刻よりずいぶん前に定員に達しました。せっかく来ていただいたのに、傍聴できずに外で待っていただいた方、申し訳ございませんでした。
法廷には特別席が5席用意されていて、被害者(とされる)側の人たちが座っていました。急遽傍聴券を配布することになり、こちらに何も知らされないということは、これが理由だったのだと考えられます。みなさん暑い中、早くから並んでいただきました。被害者(とされる)側であっても、公平に並んでいただきたいものです。
会場も904号法廷と聞かされていたのですが、急遽902号法廷(定員が15人ほど少ない)に変更されました。傍聴券のこと、会場変更のこと、こちらに何も連絡がなく直前に変更することは、大いに検察側の作戦だと考えられます。多くの方が裁判所に対して不信感を抱いていました。
裁判は公開で行われました。しかし、女児の母親はビデオリンク方式により、傍聴者は映像を見ることができず、声だけを聞く裁判となりました。
前半は大野智己検事からの質問です。わかったことは、
・女児の母親は、娘が言ったことを鵜呑みにして、すぐに確信している。
・近くに友達はいなかったのかなど、娘に確認をしていない(動揺していて確認をしなかった)。
・LINEでママ友と相談をして、更に確信する。ママ友に促され、学校に訴えに来る。
・学校に行き、真っ先に「すぐに担任をはずせ」と発言。娘に確認もせず、鵜呑みにしてすぐに確信してしまった表れである。
・校長はとても親身に聞いてくれて嬉しかったそう。よほど校長は母親を喜ばせる対応をしたのでしょう。
・1月26日から喜邑は毎日のように校長に電話をして「やっていない、認めていない」といってきたが聞く耳を持たず。半月以上ほったらかしにして、2月16日にやっと女児の母親を呼んで説明した。しかし、「喜邑が否定してきいる」と校長は説明した。もっとも、喜邑は最初から「やった」とは言っておらず、認めていない。母親は、喜邑が処分されるものだと思っていた。「これは許せない」と告訴した。
・罪を確定させるために、事実ではない、ありもしないことを出してきた。
後半は弁護人からの質問です。
・「覚えていません。」「記憶にありません。」の連発。
・娘の言っていることと母親といっていることの相違が数多く、とても曖昧。
・「娘が先生のうしろでしゃがんで掃除をしていて、先生がクルっと回って胸をさわってきた。」と言った。しかし、少し経って再び聞いたら、「ちりとりにゴミを取って、立って先生に見せたら褒められて、その後に触られた。」と言った。こんな短時間のうちに証言が変わる。非常にあいまいである。
・金曜日に先生に胸を触られて、キスをされて、すごく嫌だった。という状況なのに、月曜日はふつうに学校に行かせているし、女児も学校ではふつうに過ごしていた。先生から本当に嫌なことをされていたら、月曜日に子どもをふつうに学校に行かせるかどうか。母親がついて登校するなどの措置をとると思うのですが。
最後に安福幸江裁判官から
「あなたは告訴状を提出した記憶はありますか?」
母親「告訴状ってなんですか?」
私は唖然としました。母親はこの状況をわかっているのでしょうか。ありもしないことを訴えたことで、人の人生がメチャクチャにされていることを。
次回の裁判は
9月12日(火)午後1:30~2:10
校長の証人尋問です。
さすがに校長は非公開やビデオリンクにすることは考えられませんが、考えられないことを突然してくるのが検事です。
どうかみなさま、次回も傍聴をお願いします。
人生がかかっています。裁判官には正々堂々と公正な裁判を望みます。
みなさま、本日はありがとうございました。
7月7日(金)の裁判
明日、7月7日(金)の裁判は、急遽傍聴券が配布されることになりました(33枚程度)。午前9:30に902号法廷前で配布です。そのため、それ以前から並ばなくてはなりません。
当初、904号法廷(定員48名)の予定でしたが、突然902号法廷(定員33名)という小さな部屋に変更されました。
どうかみなさま、傍聴をよろしくお願いします。申し訳ございませんが、お早目にお越しください。
7月7日(金)9:30 902号法廷前で傍聴券配布
10:00~12:00 裁判(902号法廷)
よろしくお願いします。
冤罪事件
この冤罪事件では、女児が当時小学1年生で、公判時は2年生。私の冤罪事件と似たところが多くあるためシェアさせていただきました。無罪を勝ち取った教諭も、「当時、保護者と話し合う機会があれば、こんなことになっていなかった」と語っておられます。
女児の証言に基づくイラスト
1枚目は女児の証言に基づくイラストです。
掃除の時間、喜邑の左でしゃがんで下を向いて掃除をしていた。そのとき喜邑が背筋を伸ばしたまま右手で胸を触ってきた。この状態で服の中に手を入れて乳首を弄んだという。イラストを見ても不自然極まりないことが分かると思います。
2枚目は喜邑の証言に基づくイラストです。
掃除の時間、教室には20人以上の児童がいた。喜邑は事務机で漢字ノートを採点しており、ごみをたくさん取った当該児童を褒めるため頭をなでようとしたところ、手が届かず顎から首にかけてのところに当たった。これが事実です。
署名のご協力をお願いします
【署名のご協力をお願いします】
私、喜邑拓也は今、裁判で冤罪と闘っています。公正で公開されるべき裁判が、非公開になって密室裁判になったり、証人の姿が遮蔽されたりしています。私は人生をかけて裁判に臨んでいます。
これ以上不公平な裁判が行われないよう、裁判官に嘆願書を提出し公明正大に公開裁判をしていただけるよう、お願いします。
そこで皆様にぜひ、嘆願書に署名をお願いしたいのです。ご近所の方には直接嘆願書をお渡しして、お受け取りします。遠方の方には、嘆願書のデータをプリントしていただき、ご署名をお願いします。その嘆願書を携帯で撮影して、こちらのアドレスに送ってください。
n_kimutaku(アット)ybb.ne.jp
※(アット)を@に変えてください。
6月22日に裁判官に提出します。
どうかどうか、ご協力お願いします。
第3回裁判(7/7 AM10:00~)は、検察側より非公開の要望が出ていましたが、弁護士の意見書によって公開となりました。しかし、女児の母親の証言は、別室からのビデオリンクとなり、傍聴者には姿が見えないように遮蔽されることとなりました。女児はともかく、母親までもが身を隠しての証言になります。私は無罪なのに世間にさらされ、多くのものを失いました。正々堂々と闘ってほしいものです。